参加者の声– VOICES –

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DEMO DAY 優勝者・準優勝者にインタビュー

DEMO DAY 2024 GrandPrix 優勝 VOICE

TherapEase(セラピーズ)/伴大輔、澁谷優斗、紺島悠生
遠隔リハビリテーション事業

 とやまスタートアッププログラムは、講師陣、スタッフさんが親切で居心地の良さを感じながらも貴重な学びを得られるプログラムでした。

 実施期間の8ヶ月間は起業をする上での第一歩として、とても貴重な経験をさせていただきました。

 今回のプログラムで学んだことは以下の 3 つです。

① 様々なバックグラウンドを持った人々との「Team:チーム」:
  本プログラムは、チーム構築から始まりました。個人的には「いきなり知らない人とチームを組んでと言われても・・・」という気持ちが本音でした。しかし、意外にも懇親会の雰囲気がよかったからか、ファイナンス担当の紺島さん、エンジニア担当の澁谷さんとチームを組むことができ、結果として非常に多くの学びを得ることができました。本来であれば出会う機会の少ない、ファイナンス分野に明るい方やエンジニア分野に明るい方と出会えたのは貴重な財産です。

②講師陣やゲスト、審査員の方々からの貴重な「Feedback:フィードバック」:
 本プログラムは、ピッチをさせていただく機会が非常に多いプログラムです。
 序盤は講師陣に3分間で自身の事業を簡潔に説明することができるようになるために様々な知見や技術を教授いただき、毎回ピッチを見ていただく中で自身の事業と向き合い続ける作業を行いました。終盤になると新田県知事やファイナルでの豪華な審査員の方々からの鋭いフィードバックをいただくことができました。本当に今後の事業に大きく影響を及ぼすような価値のある自身の学びとなりました。

③富山で起業をするための「Chance:チャンス」:
  自身は富山県出身でもなければ、富山県育ちでもない人間です。妻が富山県の出身であったために本プログラムに興味を抱きました。そんな人間でしたが、本プログラムでは様々な富山県庁の方々や富山の企業の方々、また同じプログラムに参加した富山に住んでいる方々とも出会うことができ、来年度には富山県で起業をしようと検討しています。こういった温かい方々と出会うことができて、貴重なチャンスを得ることができるプログラムに参加できたことはとても有意義な機会でした。

DEMO DAY 2024 Second Prize 準優勝 VOICE

HITOTOKI TOYAMA /長田光司 斎藤李樹
林業の端材活用エコシステム構築事業

今回のプログラムで学んだことは以下の 3 つです。

スタートアップのピッチ作成方法:
私はこれまでフリーランスとしていくつかのビジネスをしてきたものの、スタートアップビジネスを考えるのも、ピッチ資料を作るのも今回のプログラムが初めてでした。全 8 回の講義の大半はピッチ発表を行い、講師の先生からフィードバックを頂き、ビジネスプランや資料の修正を繰り返すという超実践型のプログラムで、ピッチの型や伝わりやすいストーリーや資料の見せ方など、すぐに実践の場で使える生きた学びを得ることができました。

富山で起業するのは孤独じゃない:
富山は起業・創業者が少ない県ということもあり、富山でフリーランスとして働いているときは少し孤独を感じていました。しかし、とやまスタートアッププログラムでは、富山で起業を志す人たちが集まっており「自分は 1 人じゃないんだ!」と感じることができました。また、プログラムを通して参加者同士でピッチの練習をしたり相談したりと切磋琢磨し合えたことで、分野は異なれど今後もビジネスで富山を一緒に盛り上げていく仲間だと思えるようになりました。

半径 5 mの本物の起業家マインド:
スタートアッププログラムでは現役のスタートアップを専門とする大学教授、起業家・投資家の方々が講師を務めてくださっています。講義では熊野先生はじめ、講師の先生方は、実体験に基づいたスタートアップビジネスの知識やスキルなど惜しみなく私たちに教えて下さいました。このような貴重な経験はなかなか得ることができません。一流の大学教授、起業家・投資家を講師に 8 ヶ月間学ぶという経験で本を読むだけでは得られない本物の起業家マインドを学べたように思います。

私は富山の林業の現状を多くの人に知ってもらうこととスタートアップビジネスを学ぶことを目的として、今回のとやまスタートアッププログラムに参加しました。この 2 つの目的の達成はもちろん、その他にもたくさんの学びを得ることができました。今後はとやまスタートアッププログラムで学んだことを活かして、更にビジネスプランをブラッシュアップして、実行に移していきます!そして、林業スター

トアップビジネスを通して、人と木と山が win-win-win になるような社会を目指していきます。
ここまでのビジョンを明確にできるようになったのも、とやまスタートアッププログラムのおかげです。講師の先生方、運営スタッフの方々、本当にありがとうございました。

修了生の声(5期生)

1〜4期生の声はこちら

麻生 和寛 

本プログラムにおいて、良かった点は2つです。1つ目は【アイディアの出し方が分かったこと】です。これまで、自分がやりたいことから、アイディアを考えていました。いわゆる「自分視点」からのものです。しかし、講師の方から「誰かの課題を解決すること」から考えていくべきだと指摘されました。そのために、「自分は〇〇だと思う」ではなく「顧客は〇〇だと言っていました」のように主語が顧客にならないといけないと実感しました。
2つ目は【相談できる仲間ができたこと】です。講義が終わった後、東京メンバーで毎回、ご飯に行き、アイディアのブラッシュアップをしました。起業仲間が出来たことは、かけがえのないものとなりました。

越後 敬介  

スタートアッププログラム参加は、自身のビジネス目標に真摯に向き合えた貴重な経験でした。他の参加者の社会の課題解決の熱意に触れ、自らも励まされました。周りのメンバーがビジネスプランをブラッシュアップしていたのに対して、ビジネスプランを自分は最初から決めておりブラッシュアップを経験できなかったことは残念です。専門技術を分かりやすく伝えること、課題解決に対する熱意を伝えることの大切さを実感しました。有名なVCの方々に、自分のビジネスプランを、熱意を持ってピッチ発表できたことは、かけがえのない経験です。この経験を活かし、ビジネスを更に発展させていきます。

紺島 悠生 

今回は協賛枠として参加させていただき、銀行員としても大きく成長を感じたプログラムでした。本プログラムへの参加を希望した経緯はVC がどのような目線でスタートアップ企業を観ているのか学びたかったからです。当行内にもVC 部門があり、私自身その分野への配属を希望しています。8 ヶ月のプログラムを通して自分なりの投資目線も養うことができました。今後もし希望部署への挑戦の機会があれば、富山から日本を代表するようなスタートアップ企業を創出することに貢献できれば幸いです。何よりも切磋琢磨し合った本プログラムの同期に出会えたことが一番の幸せです。最後になりますが、熊野先生をはじめとした講師陣の方々、運営いただいた富山県の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

斎藤 李樹 

今回のスタートアッププログラムを通して思った事は県内には大学生や会社員などの大勢の人達が自分達のように起業に向けて動いてる人がいるんだと驚きました。
大人になっていくとやりたい事や夢を語ることは恥ずかしい事と思うようになり、だんだんそんな話題を避けるようになっていく、だけど今回のプログラムを通して仲間が見つかり共に夢に向かっていく。全然恥ずかしくもないし部活をやっていた頃のような青春に似た「なにか」を感じれた日々を過ごし終わったことが少し名残惜しくも感じます。
 志を持つ者達が集まる
 一人ではない
今から起業に向けて動き始めるにはとやまスタートアッププログラムは最高のプログラムです。

澁谷 優斗 

今回のとやまスタートアッププログラムを通して、スタートアップは挑戦の連続であると身を持って体験しました。講師の方々の支援もあり、挑戦するたびにありがたいフィードバックを頂き、そのたびに自分の中でスタートアップのマインドやプレゼン資料の作り方、プレゼンのやり方などのスキルが身についたと思います。また、同じスタートアップを志す方々に出会え、一緒のチームとして挑戦できたことが思いがけない収穫でした。今までは起業は孤独なもの、という考えが強かったのですが、現在はそれとは真逆の考えを持っています。今後もこのプログラムで得た学びを活かして事業に取り組んでいこうと思います。ありがとうございました!

坂林 優太郎 

長いようであっという間でしたが、今回は残念ながらヒアリング・市場調査不足や実現可能性に欠ける部分が多くあり、最終まで残ることはできませんでした。今回プログラムに参加して、複数回のプレゼンでの講師との壁打ちや参加者同士の FBを通して自分たちのビジネスプランは甘すぎるということに気づくことができました。
また、他参加者のプレゼンを拝見して、「今まで積み上げてきたキャリアや経験・ビジネスプランに対する思いや熱意」がとにかく凄いなと強く刺激を受けました。
今回のスタートアッププログラムに参加して、「ビジネスを考える際には何を考えて何が必要なのか」、「自分には何が足りていないのか」自分の考えについて改めることができました。
今後の人生の1つの思い出、糧として役立てていきたいと思います。

高島 一誠

私は会社経営者ですが、新規事業の立ち上げ、既存事業の抱える問題の解決を目的に受講しました。自身(自社)とサービスの対象者(顧客、取引先)の位置付け、企業活動を何のためになぜ行うのか、というビジネスの基盤とするべき部分にじっくり向き合い、かつ論理的に考えることができました。同時に若い受講生の皆様にも受け入れてもらい、デジタルツールの活用方法を教えてもらい、また起業を目指す姿勢から日常の中では得られない刺激ももらいながら、自分のビジネスプランと向き合うことができました。衰え始めた脳内をフル回転させるのは少々大変でしたが、受講してとてもよかったです。

長田 光司 

とやまスタートアッププログラムの参加の目的は、林業の現状をより多くの知ってもらいたいという気持ちと体系的にビジネスを学んでみたいという想いからでした。結果、DEMO DAY2024 では多くの方の前でピッチをすることができ、また準優勝と北陸銀行賞を頂くことができ、当初の目的が達成できました。全 8 回のプログラムでは、ピッチ練習をとにかく繰り返しフィードバックを頂くという超実践型のプログラムで生きた学びを得ることができました。また、プログラム参加者同士で励まし合い、切磋琢磨し合い DEMO DAY2024 に向けてピッチを作ったのも良い思い出です。今後もプログラムで学んだことを活かして富山に貢献するようなビジネスを展開していきたいと思います。

八幡 磨未子 

約8ヶ月間、スタートアップ同期とも呼べるメンバー達とがんばってきてとても励みになりました。家族や友人には相談しにくい、新規事業のアイディアなどもお互いにヒントを与えあったり、語ったりがとても楽しかったです。このプログラムでは普段はあまり関係することがないような業種や学生の方々とも仲間になれることが魅力でした。これからも起業や自分の事業などで相談したいことがあったりすると、一番に話したい仲間達だったと思います。
もちろん仲間づくりだけでなく、事業をつくり経営していくことを目指しているので、これを契機に着実に進めていきたいと思います。毎月のプレゼンを繰り返し、最後のプレゼンでも緊張もしましたが、発表すること誰かに伝えることの度胸は少しついたかなと思います。

衛 史隆 

会社では得られない経験ができたので、参加してよかったと感じています。講師の方々の分かりやすい講義は、多くの学びが得られた有意義な時間でした。また、参加者のビジネスプランに対する先生方のフィードバックは、毎回新たな気付きや学びを得ることができました。講師の方々はじめ、県庁の方や多くの方にご尽力いただいたこともあり、素晴らしいプログラムになったと思います。ありがとうございました。このプログラムで得たことや学んだことを無駄にせず、今後の活動に活かしていきたいと思います。

米山 浩行 

本プログラムへは協賛企業である(株)北陸銀行から研修という形で参加させていただきました。神戸大学の熊野先生をはじめとする講師陣の講義は大変勉強になりました。また、レオス・キャピタルワークスの藤野社長の講演、新田知事との交流、アグベンチャーラボの荻野理事長の講演と貴重な体験をすることができました。引き続き今後も銀行員として働きますが、協賛企業として本プログラムに参加していた方々の支援はしていきたいと思います。本プログラムを通して、日常では関われない人と出会うことができ、交流の幅が広がりましたし、新たな経験をすることができ成長することができたと思います。

伴 大輔 

とやまスタートアッププログラムでは、実施期間の間の8ヶ月の間で非常に丁寧かつ時には厳しく、でも非常に温かく見守ってくださるプログラムでした。
基本的にはピッチを毎月行って行く形が中心ではありますが、毎回見ていただく中で自身の事業と向き合う作業になると思います。その過程で、同じチームを組む人や違うチームの方と自然と仲が良くなっていったり意見を建設的にぶつけ合ったりすることがとても勉強になりました。

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